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今回は、ビザがないために、有料でのレッスンをすることが出来なくなりました。私どもも会場を貸す責任上、アーティストビザを取るべく努力してみたのですが、3ヶ月の時間がかかるとのことで、諦めざるをえませんでした。
ノービザで、強行する方法はもちろんありました。これまでも10年間以上に渡って、数多くのマエストロやダンサー達が世界中の公演の途中に日本に寄ってくれる事で、素晴らしいレッスンを受けることができました。
この間の殆どのレッスンはビザ無しで、行われてきたことは事実です。この間私達も、入国管理局に問い合わせると、1-2週間のレッスンが同好会的なるものであれば、問題にしなくても良いのではというような、含みのある見解をもらったこともあります。
もともと日本の短期就労ビザには、最低三ヶ月という枠しかなく、その申請に要する時間に計3ヶ月間もかかることに大いに疑問があります。しかも、多くのタンゴダンサーが来日して,日本でできるレッスンはせいぜい1-2週間です。
そうすると、その1-2週間のスケジュールのために、タンゴダンサー達は、三ヶ月前からスケジュールを確保しなければならなくなります。
多くの私達が呼びたいような、実力のある有名なダンサー達にとって、それは大変な事です。その矛盾を私達は見て見ぬふりをすることで、この10年間過ごしてきました。勿論、日本人のプロの先生方には、面白くない話でしょうし、1-2週間とはいえ、不法就労を見過ごすことがいいとは思いません。しかし、プロの先生方も今までは、ビザ無しでダンサーを呼んで、公開レッスンを繰返してきたことも事実です。
それが、自分たちは専門の業者と組んで、ビザを取って、ダンサーを呼べるようになったからといって、急に声高に不法就労と叫ぶのは、いかがなものかと思います。まして、どなたがしたのか知りませんが、わざわざ予定会場や入国管理局にチクリの電話を入れて、レッスンを中止させたということは、タンゴを愛する仲間として、きわめて残念なことと言わざるをえません。このままでは、組織力のある有力なプロのレッスングループだけが外国人のダンサーを呼べて、ブエノスアイレスで気に入った先生に2週間くらい来てもらおうと思ったりした素人集団は一切、ダンサーを呼べないことになってしまいます。
NPOとしては、このような事態も予想し、私達が受け入れ先になって、誰でも呼びたいダンサーがビザを取れるようなシステムを作り上げようとしているのですが、以上のような事情で、3ヶ月以上前に、声をおかけ下さるようにお願い致します。(ただし、その場合の手続代行代とダンサー達から20%の源泉分は必要経費になります。)
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